みなさん、キッチンを快適に使いこなせていますか?
毎日使う場所なので、料理がしたくなるようなキッチン空間だったらいいのになぁと思うのですが、どんなキッチンだったら料理がしたくなると思いますか?
特に仕事や子育てをしている主婦にとって、食事作りは時間との戦いだったりもしますよね。
そういったことも踏まえながら、本記事では
・どんなキッチンなら料理がしたくなるのか?
・簡単に取り入れられる工夫はあるか?
についてまとめました。
料理がしたくなるキッチンにする考え方やコツに加えて、おすすめアイテムなどもご紹介しています。
簡単に取り入れられるものもあるので、やる気アップできるキッチンを作りたいと考えている方は、参考にしてみてくださいね。
料理がしたくなるキッチンにするには?
料理がしたくないキッチンを想像してみる
料理がしたくなるキッチンてどんな場所かな?
それを考えるなら、逆の状況を思い浮かべると答えが見つけやすいです。
つまり、どんなキッチンだと料理がしたくなくなるか?ということを考えます。
・狭くて調理スペースがないキッチン
・ものが整理されていないキッチン
・効率よく動けないキッチン
ですので、この逆の状況を作れば、自然と料理がしたくなるキッチンへと変わっていくのではないでしょうか。
また、冒頭でも触れましたが、仕事や育児で忙しい主婦にとっては食事作りは時間との勝負でもありますよね。
そんな状況で家事をする主婦にとっては、
・調理に必要なスペースがあって
・効率よく作業ができて
・片づけも楽ちん
こんなキッチンだったら料理するぞ!と気分も高まるのではないかと思うのです。
見た目ももちろんやる気アップにつながる大事な要素なのですが、それ以上にキッチンが使いにくいと、料理をする気分も上がらないですものね!
使いやすい空間なら料理がしたくなる
では
・調理に必要なスペースがあって
・効率よく作業ができて
・片づけも楽ちん
そんな使いやすいキッチンにするには、どうしたらよいでしょうか?
次からは、使いやすいキッチンにする具体的な工夫例をご紹介します。
使いやすいキッチンにする工夫
工夫① 動作を一つ減らす
キッチンを使いやすくして料理がしたくなる場所にしたい!
そう考えている方におすすめの工夫一つめは、
・料理中の動作を一つ減らす
です。
料理は色んな工程があるので、道具の利用も多いですよね。
包丁、まな板、ボール・・・等々細かい道具類をあげたらキリがないくらい。
そういった調理グッズを使うとき、引き出しや棚を開けて取り出す、洗う、拭くといった動作を繰り返しているはずです。
そんな動作を一つでも減らす。
これは効率よく調理できて、料理が楽しくなる第一歩になります。
よく使うものは出しっぱなしにする
では、キッチンでの動作を一つ減らすために、簡単に取り入れられるものは何があるでしょう。
まず思いつくのは
頻繁に使うものは片づけない、出しっぱなしにする!
これです。
なんでもかんでも出しっぱなしにすると、今度は調理スペースがなくなってしまいますから、厳選する必要はあると思いますが。
中途半端に空いていて使えていないスペースを見つけ、活用してみると良いですよ。
出しっぱなし例① 毎日使う食器類
例えば、毎日使う茶碗や汁椀といった食器類は出しっぱなしにしておくとかなり楽になります。
うちはレンジ横に空きスペースがあるのですが、コの字型の仕切りを使ってこのようにお椀類は出しっぱなしです。
収納上手な方のブログなどを見ると、家族の茶碗類はかごにひとまとめにセットしておくというアイデアもよく見かけます。
毎日使うのに、いちいち片づけるのって面倒くさいですよね。
出しっぱなしにしておけば、家族から「お茶碗どこ~取って~」と言われることもないし!
食器棚を開ける動作なく、ササッーと茶碗を持ってきて盛り付けできるので、気分よくお料理できますよ。
出しっぱなし例② 包丁も出しっぱなし収納できる
スペースがあるお家なら、包丁はスタンドなどを使ってすぐ出せるように収納しているお家もあるかもしれません。
家の場合、キッチンスペースはお世辞にも広いとはいえず、包丁スタンドは邪魔な存在。
しかしいちいち扉を開けて包丁受けにしまうのも面倒。
こういうのですね。
なので、壁に超強力なマグネットを貼り、そこに包丁をペタッと貼り付け収納しています。
超強力マグネットを超強力両面テープでタイル面に張り付けただけという簡単なものです。
よく使う包丁2本のをこのように収納にしています。
包丁の刃の部分をマグネットに近づけると、吸い付かれるようにくっついて落ちません。
包丁を使うときにパッと手を伸ばすだけになったので、すごく便利になりました。
うちの場合、見せる収納と言えるほどおしゃれな見た目ではないですが、こういった収納方法を取り入れると、自分が料理人にでもなったような気分になります^^。
簡単に設置できるので、マグネットを貼るスペースさえあればとてもおすすめですよ。
マグネットシートは恐らく、何年か経ったら両面テープの強度が落ちてくると思うので、張替が必要になるかなとは思っています。
今のところ、マグネットシートを貼ってから4年程経っていますが、まだ弱ってきている感じはないです。
この写真のマグネットはアマゾンで見つけました。
ということで、使いやすいキッチンを作るための工夫一つめ「動作を減らす」の具体例を二つご紹介しました。
すごく小さなことのように思えますが、動作を一つ取り除くことはプチストレスを一個減らすことになります。
こういう小さなストレス除去を積み重ねていくと、料理がしたくなるキッチンの完成へ近づくと思いますよ。
工夫② スペースを確保
料理がしたくなる使いやすいキッチンにする工夫、2つ目は
・スペースを確保する
です。
十分なスペースが取れないことも、料理のやる気に影響すると思いませんか?
例えば、料理は出来上がったらお皿に盛り付ける工程があります。
うちは家族四人なのですが、4人分の皿を十分における十分なスペースがないのです。大きめのお皿だったりすると、もうキツキツで。。
順番に盛り付けてテーブルに運ぶを繰り返す。
これも結構なストレスなんですよね。
そんな狭いキッチンで便利に利用しているのが、ガスコンロの下におけるレンジテーブル。
普段はこんな感じですが、
必要なときだけサッと引き出して、お皿や鍋を置くスペースができあがります。
何もない空間にスペースを作る便利アイテムです。
我が家のように、コンロがキッチンに組み込まれていないタイプのお家なら、重宝するアイテムだと思います。
昔からあるものなので、知っている方も多いかもしれませんね。
私のように皿を置くスペースがない!と嘆いている方にはおすすめです。
電子レンジの下に置くタイプもあります。
「レンジテーブル」と検索すると、ネットで購入できる商品が色々出てきますよ。
他にもスペースを確保する方法として、大きく場所を占めているものを思いきって撤去するという案もあります。
私は以前、調理スペースを広げるために水切りカゴを撤去しました。
水切りカゴ撤去について触れた別記事もありますので、良かったら読んでみてください。こちらは料理がストレス!と感じている方に向けて書いた記事ではありますが・・。
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料理が嫌い!ストレスを減らして楽になる方法7選
料理が嫌いで食事作りが苦痛。こんな気持ちになった経験がある人、多いんじゃないでしょうか。私も、家族のためにとご飯作りを頑張ってストレスまみれになっていたことがあります。その状態から脱出するために試してみた方法・考え方などをご紹介しています。
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工夫③ 思い切ってDIYすれば使いやすさアップ
料理がしたくなるキッチンにするためなら、少し頑張ってもいい!
そう思う方にはキッチン向けのDIYをおすすめします。
よく雑誌などにキッチン用品のアイデア収納特集って載っていますよね。
つっぱり棒を使うとか、フックを取り付けてぶら下げるとか。
私もそういう情報を参考にして挑戦したことがあったのですが、いつも自分の家のキッチンサイズに合うものがなかなか見つけられなくて挫折していました。
それでも何かいい方法ないかなと情報収集をしていて、ディアウォールというアイテムに出会いました。
ディアウォールでキッチン向けにDIY
そもそもディアウォールって何?という方のために簡単に解説しますと、
- カットした木材の上下に取り付けるパッドのようなもの
- パッドの中にあるばねの力で突っ張るような仕組み
が特徴の、取付が簡単で女性でもできるDIYグッズです。
↓ ↓ このようにして使います ↓ ↓
うちは賃貸なのですが、賃貸住宅って改造したくても壁に穴をあけるとか基本的にできませんよね。
しかしディアウォールを使えば、壁に穴を開けたり傷をつけたりする必要なく収納スペースを作ることができます。
しかも自宅キッチンのサイズにぴったり合わせて作ることができます。
うちではディアウォールを使って、こんな棚を作りましたよ。
横幅を目一杯利用して設置したので、コンロ周りがスッキリして使いやすくなりました。
狭いキッチンスペースを有効活用するなら、多少手間はかかりますけどDIYはおすすめです。
ディアウォールを使えば柱の部分は突っ張るだけなので、取り付けも割と簡単です。
簡単に必要な材料と手順を解説していきますね。
ディアウォールでキッチン用の棚の作り方
1.事前準備
まず一番初めにやっておくことがあります。それは、
- どんな棚を設置したいか考える
です。
これ、とっても重要です。棚の設計図みたいなものですから、ここさえしっかり考えれば後がとっても楽。
簡単でよいから図をかくのがおすすめ。
汚いですけど、棚を設置した当時に私が書いたメモです。
このメモを書いたときは、
- 棚を設置する場所の高さ、横幅を測っておく(このメモでいうと高さ78cmと全幅102cmの部分)
- 棚板を何か所どの辺に設置するかを決めておく
の2つをあらかじめやっておきました。
棚板の幅は、実際に木材を買ってから計算します。
というのも、木材って同じ規格のものを買ってもお店によって微妙にサイズが違うのです。
ちなみにこの棚は2×4(ツーバイフォー)という木材を使っています。
2×4(ツーバイフォー)とは?
ですので、とりあえず高さと全幅を測って棚の設置イメージをまとめたら、ホームセンターへGOです!
2. ホームセンターで材料を購入
我が家のようなキッチン棚をつくるなら、次の材料・工具が必要になります。
《準備する材料と工具》
1.木材(2×4)
2.ディアウォール(設置する柱の本数分。うちの場合は3セット)
3.棚受け(設置する棚板の枚数分。うちの場合は3セット)
*4.ネジ(ディアウォール専用でない棚受けを使う場合のみ)
*5.ドライバー(自宅にない場合)
それぞれの材料について補足しますね。
《ディアウォール本体について》
ディアウォールはネットで購入できます。
ホームセンターにもありますが、在庫がないなんてこともあるので、DIYすると決めたら先にディアウォールだけネットで買っておいてもいいかもしれません。
ディアウォールの仕様については、事前に公式サイトをチェックしておくと良いですよ。
《木材について》
木材を取り扱っているホームセンターなら、2×4(ツーバイフォー)は大抵置いてあります。
購入した木材は、家で測った高さから45mm短い長さにカットしてもらいます。カットもホームセンターで数十円でやってくれますよ。
うちの棚の場合だと、高さは78cmだったので780mm-45mm=735mm。
つまり73.5cmにカットしてもらうという計算です。
この辺の説明はディアウォール公式サイトや商品説明書にも書いてあるので、実際にDIYするときはご自身でも確認してくださいね。
《棚板について》
我が家の場合は柱用に購入した2×4の木材の余りでまかないました。
棚板もその場で計算してカットしてもらうと楽です。
実際に購入した木材の幅を、家で測った全体幅から引いて棚板の長さを出します。
うちの場合は夫が家で調整してくれることになり、棚板カットはせずに持ち帰りました。
《棚受けについて》
棚受けはディアウォール専用のものがあるので、それを使いました。
↓ ↓ これです ↓ ↓
専用のものだとねじもついているので便利です。
自分で別な棚受けを選ぶ場合は、別途サイズの合うネジを用意する必要があります。
《ドライバーについて》
棚受けを使って棚板を設置する工程で、ドライバーが必要です。
うちは電動ドライバーがあるのでとても楽に設置できたのですが、ない場合は手回しのドライバーでも大丈夫です。
3. 自宅で設置
設置の仕方は公式ページに分かりやすく掲載されているので、参照して頂きたいのですが、
・カットした木材にディアウォールを取り付けて設置場所につっぱり、その後、棚板を取り付ける
または、
・棚板を取り付けてからディアウォールを取り付けて突っ張る
どちらでもよいと公式サイトにはあります。
我が家のように柱が3本以上ある棚を作るなら、先に柱部分を突っ張ってから棚板を設置した方がうまくいくと思います。
実際うちはそのようにして、うまくいきました。
これを作ったらコンロ周りの見た目がスッキリして、台所に立つものテンションあがるようになりました。
材料費は5,000円くらいだったと思います。少し手間と費用がかかるけど、その後のキッチンの使いやすさを考えたら
思い切って作ってみて良かったと思います。
ということで、料理がしたくなるキッチンを目指してDIYやってみてもいいなという方には、ディアウォールでのプチリフォームはおすすめです。
料理がしたくなるキッチンに近づいたら
簡単にできる工夫からちょっと手の込んだDIYまでご紹介しましたが、料理がしたくなるキッチンに近づいたらどんなお料理を作りたいですか?
楽しみはふくらみますよね。
おいしくて質の高い食材を使うと、料理のやる気もさらにアップするのではないでしょうか。
もしあなたが食材にもちょっとこだわりたい、良いものを使ってみたいという方なら、食材宅配サービスを使ってみるのもいいかもしれません。
例えば、オイシックスという食材宅配サービスでは美味しい野菜や、短時間で見た目も栄養バランスも良い料理ができあがるミールキットなどを取り扱っています。
料理が楽しくなるキッチンになって、新しい料理にチャレンジしてみたくなったら、是非チェックしてみてくださいね。
まとめ
料理がしたくなるキッチン作りに向けて、どんなキッチンなら料理がしたくなるのか、簡単にできる工夫はあるかといった内容を解説してきました。
本記事では、
・調理に必要なスペースがある
・効率よく作業ができる
・片づけも楽である
ことが料理がしたくなるキッチンへつながると考え、
・動作を一つ減らすために出しっぱなし収納
・スペースを作るアイテムを取り入れてみる
・思い切ってDIY
といったことを提案しました。
ご自宅のキッチンによって、できるもの・できないものがあるとは思いますが、考え方など参考になれば幸いです。
素敵なキッチンができあがりますように!