みんな夕食の準備はどうしているのかな?
働く主婦にとって、仕事と家事・育児の両立は、本当に悩ましい課題ですよね。
中でも、疲れて帰宅した後の夕食の準備は、秒速で終わらせたい家事の一つ。
私はよく、働く主婦仲間やママ友たちと「ご飯の準備どうしてる?」って話をするのですが、よいアイデアやヒントをもらうことが多いです。
そこで、この記事では、毎日の夕食準備をいかにして乗り切るか、についてまとめてみました。
私を含め、働くママたちが実際にやってみてよかったコツや工夫を紹介しています。
- フルタイムで働きながらの夕食準備を、どうやったらよいか知りたい
- 平日に時間をかけずに夕食準備をするコツを知りたい
- どこを手抜きしたらいいかヒントが欲しい
といった方はぜひ参考にしてみてくださいね。
フルタイムで働く主婦が夕食準備を楽にする9つのコツ
夕食準備を少しでも楽にするために、9つの提案をしていきます。
取り入れやすそうな方法があったら、試してみてくださいね。
1. 1週間のメイン献立を考えておく
1週間分の献立を考えるのは容易じゃないですよね。
ただやはり、毎日「今日は何にしようかな」と考えるよりは、1週間分まとめて献立を考えておく方が、帰宅後が楽になります。
きっちり決める必要はなく、メインに使う食材を肉にするか魚にするかだけでもよいです。
フルタイムで働いているなら、恐らくお休みの日などにまとめて買い物をしていると思います。
買い物に行く前に、今週は肉2回、魚3回などと決めておく。
そうするだけでも、何をどれくらい買えばよいか目安ができます。
あとはどの部位を使うかで考えてもよいですね。
例えば、むね肉1枚を一回の料理で使うなら、3日分なら3枚必要になります。
魚の場合は、切り身単位で必要な数の目安をつけるといいですね。
2. 麺や丼などの一品メニューも入れる
楽する日を作るために、週1くらいは麺やどんぶりなどの一品メニューの日も作るのも一つの方法です。
- 餃子丼
- さばやイワシ缶の卵とじ丼
- そぼろ丼
- お刺身丼
等々、最近はなんでもどんぶり料理にできちゃいます。
麺メニューにするなら、具材に野菜をたっぷり投入すればボリュームも出るし、栄養面でも極端に偏ることはないですよね。
仕上げに海苔やゴマを散らせば、栄養価だって多少は上がります。
3. 副菜を週末に作りおき
もし時間がとれるなら、休みの日に1,2種類でも副菜を作り置きしておくのもおすすめです。
ひじき煮と切り干し大根のような、乾物を使っての副菜づくりは簡単でおすすめです。
どちらも栄養たっぷりですしね。
副菜のレパートリーが少ない、何作ったらいい?って方にはこちらの本をおすすめします。
『やさいの常備菜(著者:庄司いずみ)』
蒸すだけ、茹でるだけといった簡単な調理でできる副菜レシピがたくさんのっています。
調理した副菜はどれも3~4日持つので、平日は乗り切れます。
この本のにんじんグラッセがおいしくて、我が家の定番になりました。
自分の家庭の定番副菜が数種類できれば、献立に困ることも減ってきますよ。
4. 野菜カットは便利アイテムを使う
作りおきをするにも、野菜カットのような作業はやはり面倒です。
週末の貴重な時間を使うわけなので、短時間で終わらせたいですよね。
そんなときは、野菜カットに便利なアイテムが一つでもあると助かります。
例えば、フードプロセッサー。
うちは生姜のすりおろしをよく使うので、丸々一個をフードプロセッサーでガーッとすりおろしてます。
すりおろしたものは、ジップロックに入れて平らに伸ばした状態で冷凍庫へ。
料理をするときにパキパキ折りながら使っていますよ。
ストックしておくと、めちゃくちゃ便利です!
フードプロセッサーをお持ちだったら、ぜひ試してみてください。
野菜の千切りが必要な料理も多いですよね。
そんなときに大活躍するのが、しりしり器です。
千切りって、すごーく面倒ですよね(;^_^A
しりしり器を使うと、にんじんなどの千切りがものすごく簡単にできます。
おかげでひじき煮や切り干し大根を作るハードルが、かなり下がりました。
しりしり器で作った千切りの方が、味のしみもよくて料理がおいしくなるんです。
じゃがいもや大根など、他の根菜類も千切りできるので、一つ持っていると重宝しますよ。
ちなみに画像に映っているのは、穴が6㎜のしりしり器です。
最近はキャベツの千切り専用のピーラーも見かけますね。
うちはすでにスライサーがあるので持っていませんが、便利そうです。
スライサーやピーラーを使うと、カット時間も短縮できるうえに
- 包丁で切るよりフワッとした感じに切れる
- 薄くスライスしているので、ドレッシングなどをかけても味の染み込みも早い
といったメリットもあります。
5. 野菜をまとめてカットして冷凍保存
副菜を作る余裕がなければ、野菜をまとめてカットしておくだけでも、平日の夕食準備は格段に楽になります。
仕事から帰ってきて、野菜洗って、切って、まな板洗って・・・ってやっていたら時間が足りません。
カットした野菜はすぐに使うなら冷蔵保存でも大丈夫ですが、数日後に使用する予定なら冷凍保存がおすすめです。
私はこの本を友人に教えてもらい、野菜をカットしてなんでも冷凍保存するようになりました。
『もっと野菜を!生のままベジ冷凍(著者:島本美由紀)』
この本ではほとんどの野菜が冷凍OKと紹介されています。
きのこなどは冷凍した方がうまみがアップするそうです。
時短だけじゃないメリットもあるんですね!
作り置きは大変だけど、野菜カットくらいならできそう、という方はぜひ試してみてください。
お鍋に水とカット野菜を放り込んでスープの準備をしながら、他のおかずを作って・・とかできちゃいますよ!
6. 多めに作ってリメイク
一つの料理を多めに作っておき、リメイクして別の日に使う方法もあります。
例えば、
肉じゃがを作る
↓ ↓ ↓
残りをカレーにリメイク
↓ ↓ ↓
別の日にカレードリアにして食べる
といった具合にリメイクしていきます。
他にも、
- ひじき煮 → ひじきチャーハン
- かぼちゃの煮物 → マヨネーズをあえてかぼちゃサラダ
などがあります。
リメイク料理なら、一から作る手間も省けます。
リメイクのコツは、薄味→濃い味にアレンジすることです。
上の例だったら、和風の味付けからカレー味とか、マヨネーズ風味にするというアレンジの仕方ですね。
7. 肉や魚の味付けは焼肉のたれや塩麹(こうじ)が便利
色んな調味料を使って、いつもと違う味付けに仕上げたいな。
こんな憧れもあります。
でも、こういうのは週末にすればいいのです(笑)
漬け込むだけでOKのたれやソースに頼れば、あれこれと調味料をまぜる手間も省けます。
おすすめは焼き肉のたれや塩こうじを使うことです。
照り焼きのたれや生姜焼きのたれ、結構いろんなたれが売られていますよね。
前の日から漬け込んでおけば、帰宅後は焼くだけです。
塩こうじは、一日漬けておくだけでも肉も魚もうま味が引き出され、とても香ばしくて美味しくできますよ。
8. あと一品は切るだけ、和えるだけが楽!
「副菜になにも準備していないけど、何かあと一品欲しい」
そんなときに、切るだけ、和えるだけ、開けるだけのものが便利です。
もうこれは料理とは言えないかもしれないけど、
- トマトを切るだけ
- 冷ややっこを出すだけ
何にでも合うお気に入りのドレッシングを一つ見つけて常備しておけば、こういったシンプル料理にかけるだけで一品出来上がりです。
ドレッシングがないときは、こんな組み合わせでゴマドレやさっぱりした和風ドレッシングが作れますよ!
超簡単!ドレッシング
- マヨネーズ、めんつゆ、すりごまを、2:1:1で混ぜる。サラッとした感じにしたいときは、少しずつ水を加える。
- めんつゆ、酢、ごま油を1:1:1で混ぜる。好みで生姜やいりごまを加えても〇。
好み次第なんですが、ごま油は、オリーブオイルやアマニ油でもおいしくできます。
どちらのドレッシングも、豆腐にかけてもよいし、トマトをぶつ切りにして和えてもおいしいです。
ゴマドレは子供にも好評です。
この前はキャベツをざく切りにしたものをレンジ加熱して、このたれを和えてみましたが、バクバク食べていました。
9. いざというときのために総菜の素やレトルト品を常備
色々準備をして頑張っても、やっぱり疲れて何もしたくないよっていう日もあります。
そんな時のために、レトルトカレーや うちの〇はん のような総菜の素なども常備しておくとよいです。
私はいざという時のお守りとして常備していますし、実際に何度もこのお守りに救われています(笑)
働くママなら夕食の食材を宅配という選択肢もアリ
平日の夕食の献立を事前に考える余裕がない。
休みの日はゆっくりしたいから、副菜の作りおきができない。
という場合もあると思います。
そんなときは、ミールキットのような夕食の食材を宅配してもらう、という選択肢もあります。
時間的にも気持ち的にも余裕がないときは、期間限定でこういったサービスを利用して乗り切るのも一つの方法です。
ミールキットなら、自分で献立を考える必要がありません。
レシピも一緒に届くので、食材をレシピ通りに調理するだけ。
20~30分もあれば、夕食の準備が整います。
調理する時間もない!という時は、冷凍弁当等や総菜を宅配してもらうという選択肢もあります。
冷凍庫におかずをストックしておけば、週末の作りおき料理からも解放されますね。
便利なサービスを利用して、徐々に余裕が出てきたら、自分で献立を考えたり副菜作りをしてみたり、という時間を作っていくといいですよ。
本当に無理!と感じるときは、無理せずに、便利なサービスを使ってみてください。
食材宅配サービスには様々なタイプがあります。
このサイトでは「食材宅配の比較とおすすめサービス」の解説もしています。
食材宅配サービスがどんなものか、気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
手抜きや時短に罪悪感を感じる必要はない
先日、共働きをしている友人と話していて、彼女がこんなことを言っていました。
「まともな食事が作れていない。同じメニューばっかりで旦那に悪いなぁと思う」
彼女はもともと料理好きなので、余計にそう感じてしまうのかもしれません。
でも、
フルタイムで働いて、繁忙期は休日出勤する日もあると聞き、十分すぎるくらい頑張っているよー!と思ったし、そう伝えました。
食事作りを始めとする家事の手抜きをすることで、罪悪感を感じてしまう主婦も多い、という記事をどこかで読んだことがあります。
いやいや、そんなことないですよ!とお伝えしたいです。
仕事も家事も育児も・・・全部ちゃんとやろうとすると、どこかで力尽きてしまいます。
罪悪感など持たずに、今頑張っている自分にOKを出してくださいね。
まとめ
フルタイムで働く主婦の夕食準備はどうするか?というお悩みについて、上手に乗り切るためのコツを紹介してきました。
フルタイムで働き続けるなら、家事は一番手抜きして良いところです。
- ざっくりとでも献立の計画を立てる
- 手抜きの日を決める
- 作りおきをしておく
- 野菜カットは便利アイテムを使ってみる
- 冷凍保存を活用する
- リメイク術を活用する
- 味付けはシンプルでOK
- 和え物など、簡単な調理法を選ぶ
- レトルト品をお守りに!
こういった工夫をしながら、それでもムリ!というときには夕飯宅配などを利用してみてください。
選択肢を複数用意しておくと、楽に乗り切れるようになります。
フルタイムで仕事ができるのも、健康な体があってこそ。
家族だけでなく、自分の身体も労わりながら(むしろ子どもよりも自分の健康管理が一番!くらいがいいです^^)、そして便利なサービスなどに頼りながら、仕事と家事・育児にがんばっていきましょう!