お肉の食感に似ている大豆ミート。
肉の代替として便利なのですが、初めて使う食材って、その取扱いに迷うこともありませんか?
実際私は、初めて大豆ミートでハンバーグを作ったとき、レシピ通りに作ってもハンバーグが上手くまとまらない経験をしました。
そこで、大豆ミートのハンバーグがうまくまとまる方法を調べて、再チャレンジしてみることに。
何度か試してみた結果、特にしっかりまとまったのは、ハンバーグのたねに豆腐を加えたものでした。
この記事では、実際にどれくらいの割合で豆腐を加えたのか、といった詳細をまとめています。
「大豆ミートのハンバーグがまとまらない!」とお悩みの方は、よかったら参考にしてください。
大豆ミートのハンバーグがまとまらない!を豆腐で解消できました
大豆ミートのハンバーグレシピで、つなぎに使われている食材は、
- 玉ねぎのみじん切りを炒めたもの、すりおろした山芋やれんこん、じゃがいも、といった野菜類
- 米粉、小麦粉、片栗粉、くず粉、牛乳や豆乳でしめらせたパン粉といった粉類
などがつかれているレシピが多いですよね。
私が参考にしたレシピも「玉ねぎ、米粉、片栗粉」が入っていました。でもレシピ通りの分量にしたのに、タネが緩くて成型しにくく、焼いている最中も、慎重に扱わないと崩れてしまって失敗しました。
そこで追加したのが、お豆腐です。
玉ねぎ・米粉・片栗粉はそのままの分量で使い、豆腐をプラスしてみると、しっかりまとまって弾力のあるハンバーグが焼けました。
私が大豆ミートのハンバーグに成功したときの分量は、下記の通りです。
- 大豆ミート100g
- 木綿豆腐200g
- 玉ねぎ1/4個を炒めたもの
- 片栗粉 大1
- 米粉 大1
- 塩 ひとつまみ
- ナツメグ 少々(塩と同じくらい)
木綿豆腐は、水きりをしっかりしてから加えるのがポイントです。私は次の手順でレンジで水切りをしました。
- キッチンペーパーで豆腐を包む。
- お皿に乗せてレンジに入れ、600wで1分30秒加熱
- 一度取り出して、キッチンペーパーを交換する
- 再度同じ時間加熱
キッチンペーパーを取り替えて、2回に分けて加熱すると、しっかり水切りできます。
2回加熱した後の豆腐は、かなり熱くなっているので、やけどに注意してくださいね!
水切りした豆腐を他の材料と合わせます。
私は200gの豆腐を一気に入れてしまったのですが、タネの状態を見ながら、少しずつ豆腐を加えていくと、失敗しにくいです。
豆腐をつなぎに追加すると、しっかりまとまって、成型もしやすかったですよ。
焼いている間も全く崩れませんでした。
水切りをしっかりした木綿豆腐を使うことで、適度に柔らかくて、弾力のある大豆ミートハンバーグが出来上がりました!
大豆ミートのハンバーグを崩れにくくするコツ
つなぎの工夫以外に、崩れにくくするためのコツは、小さめサイズに成型することです。
手のひらから指先までを覆うような、大きいサイズに成型すると、返しにくいし、崩れやすくなります。
手のひら部分に収まるくらいのサイズが成型もしやすく、フライパンでの返しも楽なので、失敗する確率も低いのです。
「焼いている間に崩れる」という場合は、小さめサイズで作ってみると良いと思います!
最後に:大豆ミートのハンバーグに豆腐を使うとしっかりまとまる!
大豆ミートで作るハンバーグは、ひき肉のような粘り気が出ないので、つなぎを工夫する必要があります。
私の場合、野菜や粉類に加えて、豆腐を一緒に使ってしっかりとまとまった大豆ミートのハンバーグができました。
まだ豆腐のつなぎを試していないなら、ぜひ試してみてください。
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