小学生2人を子育て中の、セツ子です。
少し前に、息子と同じスイミングに通っているママ友に、「うちの子すごいご飯食べるんだけど、どう思う?」と相談されました。
聞くと、息子くんは食べるのが大好きなんだそうです。太りそうで気になるとか・・。
親ですから、子どもの様子は色々と気になりますよね。
そこで今回は、「うちの子食べ過ぎかしら?」と悩んだときに、何かできることはないか、どんな考え方をすると良いか、まとめてみました。
食欲旺盛な小学生を子育て中の方は、ぜひ読んでみてください。
小学生の我が子の食欲が旺盛で、食べ過ぎでは?と悩む前にここをチェック
子どもが楽しく食事をしているなら、食欲旺盛なのはとても素晴らしいこと(もちろんお医者さんなどから食生活の見直しが必要等、言われているなら別ですよ)。
とはいえ、あまりにも食べる量が多いと、親としては「食べ過ぎなんじゃ・・?」という思いもよぎりますよね。
そんなときは、食べる量だけでなく、食事内容や普段の生活スタイルなどにも目を向けてみるのも大事だと感じます。
例えば
- 食べているものに偏りはあるか
- 食べている時間はどうか
- 運動量はどうか
といった点を確認してから、量についても考えていくと良いと思います。
食べているものに偏りはあるか
食べる量が多くても、好き嫌いもなく何でも食べているなら、良い食べ方だと思うんですよね。
気にしてあげるとしたら、食べているものに偏りがある場合。
- 炭水化物ばかりで、野菜を全然食べない
- お菓子を食べる頻度が多い
といった状況なら、野菜をたくさん食べられる工夫をしたり、おやつにお菓子以外のものを用意したり、食生活を整えてあげるといいかもしれません。
野菜をおいしく、たっぷり食べるためにできる工夫としては、例えば
- 肉料理で野菜をたっぷり使う
- 玉ねぎやキャベツのような、甘みの出る野菜を使う
- 味は子ども向けの甘辛味やケチャップベースなど、少しこってりな味付けで
といったものがあります。
使う野菜や味付けの違いで、食の進み具合は全然違いますよね。
同じたっぷりでも、なるべく偏らないように(”なるべく”ぐらいの気持ちがいいです)、色んな食材を食べてもらいましょう!
うちでは、子供向けの甘辛味にするときは、醤油・みりん・砂糖を同じ比率で合わせ、おろし生姜を加えることが多いです。
ポークチャップのような、ケチャップベースの味つけも、子どもは好きですよね!
食べている時間はどうか
食べている時間も、気にしてあげると良いと思います。
- メリハリなく、だらだらと食べている。
- 夕食後にも何か食べている。
こういう食生活は、子どもだって良くないですよね。
もし当てはまるなら、食べる時間と食べない時間のメリハリをつけてあげるのが良いと思います。
食べるときはしっかり食べさせて、胃を休める時間も作るのが大事です。
運動量はどうか
運動量はどうでしょうか。
放課後に友だちと公園で遊んでいたり、習い事などでなにかしらの運動をしている子なら、食欲旺盛なのは健康的で良いと思えます。
冒頭に出てきたママ友の息子くんは、まさにこのタイプ。
逆に、インドアタイプで体動かさないけど、良く食べるという場合。
この場合でも、体質などもあると思うので、単純に食べ過ぎ!と判断するのも難しいのでは?と思います。
もちろん、明らかに肥満体型になってきているとか、お医者さんから食生活を見直しなさい、運動しなさいと言われているなら、気にする必要が出てきますが・・。
いずれにしても、適度な運動は誰でも必要です。
子どもの運動不足を感じるときは、散歩に誘ったり、一緒に買い物に出かけてみたりして、少しでも体を動かす機会を作るのがいいと思います。
うちの小6の長男は、完全なるインドアタイプなんです。なので、彼の運動不足が少し気になり、散歩や買い物に連れ出すこと、多いです。
小学生の肥満度ってどう判定するの?計算方法を探してみた
食欲旺盛すぎて、このままだと食べ過ぎて肥満児になってしまうんじゃないか?
気になるときは、我が子の肥満度を定期的に確認しておくと良いかもしれません。
小中学生の学童の場合、
- ローレル指数という数値を用いて、判定する方法
- 文部科学省の学校保健統計調査をもとに、判定する方法
などがありました。
1の方法は、自動計算できるサイトがありました。
2.の方法は、こちらが参考になります。小学生の場合は、「学童期」の箇所を参照してください。
どちらも参考程度に、使ってみてくださいね。
食欲旺盛な小学生の肥満対策│家庭でできる簡単な方法
良く食べるのは嬉しいけど、食べ過ぎや肥満がどうしても気になってしまう。
家庭でできそうな対策に、どんなものがあるか?まとめてみました。
体を動かす時間を増やす
健康的でいるためには、やはり体を動かすことは効果的です。
小6のときに身長150㎝くらい、体重は50㎏はあって、本当に良く食べる子どもでした。
体重の増加スピードが緩まったのは、中学生になって部活を始めてからです。中学3年間は、身長だけ伸びて体重はずっと横ばい。標準体型になっていきました。
こういった自分の子ども時代があるので、適度な運動量は太り過ぎ防止になると実感しています。
もともと体を存分に動かしているお子さんだったら、この点は問題ないですよね。
運動量が少ない子の場合、親が積極的に働きかけて、外に連れ出したりするのがいいと思います。
うちは息子がインドアタイプの子なので、「今日一歩も外に出てないんじゃない?」ってときは、外に連れ出すようにしています。
体を動かすために、特別なお出かけをする必要はないです。
近所を散歩したりサイクリングしたり。スーパーへの買い物だって、立派な運動になります。
もちろん親が無理しない程度に、楽しくやれるのが一番です。
炭水化物が大好きな子への一工夫
適度な運動ができていれば、あとは食事面です。
私の周りで、「子どもの体型が変わってきた」と悩んでいるお家の場合、「ご飯大好き!」っていう子が多いです。
白ご飯、おいしいですもんね。私も食欲旺盛だった頃は、ご飯2,3杯はあたりまえでした。
炭水化物をもう少し控えられたら・・と考えるなら、子どもがストレスを感じないように、調整してあげたいですね。無理なくが鉄則!
例えば、こんな工夫ができます。
- 具だくさんの汁物で、先にお腹を満たす
- 野菜たっぷりのおかずを用意する
- 噛み応えのあるご飯にしてみる(玄米や分づき米など)
要はご飯を食べ過ぎないように、炭水化物以外のもので、先にお腹を満たしてあげるのが良いかと!
スープ類は、具だくさんにすれば栄養バランスも良くなるし、満腹感もあります。
みそ汁の他にも、ミネストローネやポトフ風にするなど、味付けも変えていくと飽きません。
玄米や分づき米などを使って、噛み応えのあるご飯にしてみるのも一つですね。
うちでは白米と玄米を混ぜて炊いています。白米と玄米の割合は2:1にすることが多いです。
玄米だけだと食べにくいけど、白米と混ぜることで、かなり食べやすくなりますよ。
よく噛んで食べる。我が家の作戦はこれ
それと、よく噛んでゆっくり食べる。これは大事ですよね。
ゆっくり噛んで食べると、たくさん食べなくても満腹感が出て、食べ過ぎ防止になります。
実はうちの長男は、すごく早食いなんです。
息子によく噛んで欲しくて、小さな頃からやっていることがあります。
「ウサギとカメの歌を、頭の中で流しながら噛むこと」
「もしもしカメよ~♪」という歌。あの歌のテンポに合わせて噛むと、30回くらい噛めるんですね。
ぜんぜん噛んでないな・・ってときは、「噛むときは、頭の中でウサギとカメの歌を歌ってー」と声かけて、食べてもらってます。
毎日ではないけど、ときどき意識させて、よく噛むことを覚えていて欲しいなと思っています。
最後に
小学生が食欲旺盛で、食べることが大好きなのは、とても素敵なことです。
食べ過ぎが心配なときは、食べている量だけでなく、食事内容や運動習慣といった視点からも考えてみるのが良いと思います。
もちろん必要なときは、学校の先生やお医者さんに相談しながら、お子さんの様子を見守ってあげてくださいね。
私も、息子たちが楽しくて美味しい食事ができるように、関わっていこうと思います!