夫が春から単身赴任することになりました。
単身赴任が決まり、子どもも私も寂しいのはもちろんですが、それと同時に気になるのが、
ってことです。
特に、支出の中でも割合の高い食費。
すごく気になりましたので、今回調べてみました。
それと同時に、これから始まる二重生活で、食費を節約するにはどんな方法があるのかを調べ、考え、まとめました。
旦那さんが単身赴任するよ!っていう同じ境遇の方に、少しでも参考になればと思います。
単身赴任の食費の平均はいくらくらい?
まずは基準になる数値が欲しかったので、単身赴任の食費の平均値を調べてみました。
総務省の家計調査によると、単身・勤労者世帯で、男性の食費への支出は44,720円(e-Statという政府の統計が閲覧できるサイトで公開されています)。
これは外食抜きの数字で、外食費は13,127円という数値が出ていました。
単身赴任で一人暮らしをする場合とは、多少支出傾向は違うかもしれません。
だとしても、一人暮らしの食費として、4万円くらいはかかりそうだな・・と判断できます。
単身赴任で食費を節約する方法、何かないか調べてみました。
単身赴任で食費を節約する方法を考えた
もちろん、節約のために不健康な食生活を送るのはNGです。
「偏らない、食べない」そんな選択肢は抜きで、食費を抑えられる対策をまとめました。
夫婦で話し合って大体の食費予算を決める
まずは夫婦間で、二重生活でかかる食費の目安を決めることが大事だと考えています。
一人暮らしで、食費にどれくらいかかりそうか。夫の要望、妻の要望、のすり合わせは大事。
こういう話し合になると、うちの場合は妻である自分の要望の方がシビアだと分かってます。
なので、まず最初の1,2ヶ月で様子を見て、お互いの妥協点を見つけようかと。
今後の夫の食費傾向は、更新していきますね。
母子3人分の食費も節約
夫側にも無駄を減らして欲しいと要望は伝えますが、もちろん、残された側の 私(妻)と子どもたちの食費も抑えるつもりです。
量を食べるのは夫と長男だったので、一人減るだけでも食費は自然と減らせるのではないかな・・と考えています。
正直言うと、今まで夫がいない夕食時に「外食しちゃおうか?」とか、「テイクアウトで何か買っていく?」なんて日もありました。
なので、単身赴任を機に、出費増になる外食やテイクアウトは減らしていこうと考えています。
できるだけ自炊
やっぱり食費を抑えるために、自炊は欠かせないですよね。
支出を抑えながらバランス良く食べるなら、少しでも自炊する方が良いと考えています。
ただ、自炊経験がない人が単身赴任になると、少し難しいかもしれないですよね。
そんな旦那さんには、まずは朝食だけでも自炊してもらうといいかもしれません。
目玉焼きをやくとか、納豆ご飯とか、バナナをプラスするとか、ごくごく簡単なものなら、自炊経験なくても用意できそうですよね。
コンビニよりもスーパー
例えば、同じお酒や総菜を買うなら、コンビニよりもスーパーで買って欲しい。
コンビニにはコンビニの利便さがあるし、否定はしませんが、やっぱり高くついちゃうんですよね。
結果、支出増につながってしまう。
行くなと言うつもりはないですが、「同じものを買うなら、できるだけスーパーに行くといいよー」と、ゆるく伝えようと考えてます。
ふるさと納税の活用
ふるさと納税を上手く使って、お米や日持ちのするレトルト食品などを単身赴任先に送ることも考えています。
一人暮らしだと、お米の消費量はそれほど多くないかもしれません。
でも、節税しながらできる対策なので、単身赴任生活向けにも利用するつもりです。
帰省時に作り置きを持たせる
家族が単身赴任している人のブログなどを見ると、帰省時に作り置きを持たせているっていう情報をチラホラ見かけました。
正直言うと、最初は「自分にはできない…」と思いました。
が、節約になるなら無理のない程度に、作り置きの惣菜を用意してみよう!と考えなおしています。
夫の勤め先は、月1回まで帰省費用を負担してくれるようで、少なくとも月1は帰省する予定なんですね。
なので、月1回くらいなら、私もなんとか作り置き惣菜の用意ができそうです。
自炊では作らないだろうな・・・っていう惣菜を、持たせてあげたいと思います。
食材宅配の利用で買い物頻度を減らす
実は、夫の単身赴任が決まって真っ先に思いついたのが、食材宅配を使ってもらうことでした。
ただ、自分で毎週注文、というマメなことはしないはず。
なので、私が遠隔で卵やバナナのような、普段から食べている食材を注文するのはどうかと思案中です。
無駄なものを買わないし、夫自身がスーパーに買い出しに行くよりも安上りになるかも?・・とも思っています。
単身赴任での心配事として「食事をちゃんと取ってくれるか」というのもあるんですよね。
なので、栄養がとれて簡単に食べられそうな食材など、私が選んで宅配してもらうのはアリだなと。
利用サービスとしては、家計に優しい安めの食材宅配が選択肢です。
赴任先では、おうちコープやパルシステムが使えるので検討しています。
単身赴任の生活費や初期費用を抑えるためにやったこと
単身赴任になると、食費以外でも光熱費や通信費などの生活費がかかってきます。
会社から家賃補助があっても、生活費全てを負担してくれる訳ではなく、お給料の中で二重生活のやりくりをしていかなければなりません。
アート引越センターの the0123引越文化研究所 によると、単身赴任者の1ヶ月の生活費は、12~14万円が最も多いという結果が出ています。
生活費を少しでも抑えるために、うちの夫が取った対策を少しご紹介します。
まず、赴任先のお部屋探しの際に、家具付き、インターネットが無料、のような何かしらメリットのある部屋を探していました。
最終的に、家具や家電、食器類など、一人暮らしに必要なものがほぼ揃っている部屋に決めています。
旦那さんの単身赴任経験があるママ友が数人いるのですが、家電をレンタルしたっていうケースは多かったんですね。
なので、家電レンタルしなくて済みそうだと分かり、助かりました。
インターネットについては、ちょうど楽天モバイルのキャンペーンを使ってポケットwifiを申し込み、一年間は実質無料でWi-Fi環境が使えるようにしています。
部屋の見学時に、ポケットWi-Fiの電波が届いているのも確認できたようで、一年間は通信費ゼロで済みそうです(ちなみに、スマホ代は以前から格安スマホを使っていて、家計持ち)。
「自分の持ち出し分をいかに減らすか」。
これを念頭に探すと、家計への負担も抑えられる部屋探しができると実感しました。
単身赴任が決まったら確認しておくべきこと
今回、初めての単身赴任を控えて分かったのは、二重生活の支出は早めに把握できた方が良いということです。
- 赴任先の家賃はどれくらい負担してもらえるのか
- 単身赴任手当はいくらなのか
- 帰省費用は出るのか
- 残された家族が住んでいる家(賃貸です)の手当はどうなるのか。今まで通り出るのか、減るのか、全くなくなるのか等
この辺りは、正確に確認してもらいました。
単身赴任後の手取りのお給料がどれくらいか分かれば、ざっくりでも食費などの予算がたてられるってものです。
新生活が始まって、一時的に出費増になるとは思いますが、そのままズルズルと赤字続きにしたくないですしね。
今回の件で、日頃から夫婦間でのお金の話をしておくのは大事だなと感じました。
家計状態を普段から共有していると、今回のようなときにも、お互い協力しやすいです。
最後に
単身赴任は、赴任する夫も、残る私たちも、新たな生活環境となり、それぞれにプレッシャーがあります。
無茶をするつもりはない。でも、特殊環境だからといって、お財布のひもを緩めっぱなしも嫌だな…という気持ちです。
できることから始めて、食費節約にチャレンジしてみようと思います。