わんまいるは冷凍総菜の食事宅配サービス会社です。
使われている食材は国産100%というこだわりを持ち、冷凍なのに作りたてのような味という定評がある会社です。
お弁当以外の冷凍食材を試したことがなかったので、評判の良いわんまいるが実際どうなのか確かめるべく、お試しセットを体験してみました。
「わんまいるって実際に美味しいの?」
「使い勝手はどうなんだろう?」
等々わんまいるの評判が気になっている方は、私の体験談を参考にしてみてください。
わんまいるのお試しメニューはどんなもの?
わんまいるでは「健幸ディナー」というお試しセットが用意されています。
5食分がセットになっていて、一食分は主菜1品と副菜2品の構成。
主菜は
- 煮魚
- 焼き魚
- 和食(肉メニュー)
- 洋食(肉メニュー)
- 中華(肉メニュー)
と、肉と魚のバランスがちゃんと取れています。
副菜もすべて違うものなので、全部で総菜15品をお試しできることになります。
お試しセットの値段ですが、通常価格の4,600円(税込)より約25%安くなった 3,480円(税込・送料別)で購入できます。
定価よりも、1,120円分安く買える計算です。
お試しセットは初回限定ですが、1人3セットまで購入できます。
送料が一律850円(税込935円)かかるので、まとめ買いすれば1セットあたりの送料も抑えられてお得です。
旦那さんの分と2セット購入したり、1日1食利用して3週間分の食事として購入するのもありですよね。
わんまいるお試しセットの注文から配達まで
お試しセットの注文はネットからが簡単
お試しセットの注文はインターネットや電話からになります。
やはり24時間いつでもできるネット注文が簡単でおすすめです。
私も実際に注文してみて、特に難しい操作もありませんでした。
スマートフォンの場合、わんまいる公式ページトップ画面はこのようになっています。
左上の「お試しセット」または画面下部の「初めての方限定 おかずセット」という水色のボタンをタップすると、注文手続きができます。
注文画面で入力する項目は以下の4つです。
- 名前
- 電話番号
- メールアドレス
- 住所
会員登録の有無を選択する箇所もあります。
会員登録するかどうかは、お試しセットを試食してからでも良いと思います。
私がお試しセットを購入したときは、注文と同時に会員登録をすると、次の購入に使えるポイントが300ポイント付与されるようになっていました。
なので、継続も視野に入れている人は登録しておくといいかもしれないですね。
配達はヤマトクール便で全国配送
配達はヤマト便なので、配達希望日や希望時間も設定できます。
送料は全国一律で850円(税込935円)です。
北海道と沖縄へは、1,950円(税込2,145円)かかります。
お伝えした通り、お試しセットは3セットまで購入できます。
3セット購入しても送料は変わらないので、複数セット買えば、1セットあたりにかかる送料は安くなります。
わんまいるのお試しセットが届いた
配達を最短希望で注文したところ、お試しセットは注文から3日後に届きました。
梱包はシンプルで工夫が随所に
受け取った箱はとってもコンパクト。「これで本当に5食分入ってるの?」って思うくらい小さな箱でした。
家にあった10インチのタブレット(縦横約26×15cm)とほぼ同じ大きさです。小さいですよね。
箱を開けて、一番最初に目についたのが、賞味期限は大きな字で印刷されたメモでした。
これだけ大きなメモが入っていれば、絶対に見落とすことはないですよね^^
購入したのが10月中旬だったので、賞味期限は約4か月でした。
長期保存できるのは冷凍食材のメリットの一つ。
これだけ賞味期限が長ければ「早くあれ食べなきゃ・・」ってなることもないです。
冷凍庫にこういう総菜を常備してあると、何も作る気がしないときなどは本当に助かります。
包装は画像のように、とってもシンプルなビニール袋が使われていました。
無駄に緩衝材などが入っていなくて、とてもスッキリしています。
食材宅配を利用すると気になるのが、プラゴミの量なんですよね。
食材一つ一つがしっかり梱包されているので、どうしても増えてしまうんです。
なので、私はこういう簡易包装は大歓迎だなぁと思いました。
パンフレットを見てみると、包装についてのこだわりも書かれていましたよ。
「資材よりも少しでも良い食材にこだわりたい、そして値段もできるだけ抑えたい。そんな心意気でわんまいるの商品づくりをしている」
という内容が書かれていました。
シンプルな包装ですが、食材に傷がついているようなことも全くありませんでしたよ。
一番大きな袋を開けると、このように1食分ずつ(主菜1品、副菜2品)が袋に入ってまとめられていました。
そして袋の表側には、ハッキリと見やすく印刷されたメニューのメモ。
食品の表示って、小さくて見にくいものが多くないですか?
わんまいるの表示は、大き目の文字で分かりやすい。
「どこに書いてあるの?」って探す必要がないです。
このまま冷凍庫に入れても、袋を手に取れば何が入っているかすぐに分かりますね。
高齢の方にも優しいパッケージだと思いました。
ビニール袋の中の食材は、真空パックで包装されています。
同梱されていたパンフレットによると、
こうやって1品1品を真空パックにすることで、食材に圧力がかかって味が染み込みやすくなるのだそう。
そのため出汁がしっかり効いて、通常よりも砂糖、醤油、塩といった調味料の使用を減らしても良い味になっているということでした。
わんまいるはの料理は出来立てを冷凍しているので、合成保存料も使われてないんです。
余計なものを使わずに、できるだけ素材の味を生かして美味しくなるような商品開発してくれているんですね。
個々の総菜のパッケージにも、品名・賞味期限・解凍方法が印字されています。
これならメニューのメモを失くしても大丈夫ですね。
総菜を全て袋から出して、食べたいものだけ先に食べたり、違う組み合わせで食べたりすることもあるかもしれないですよね。
シンプルな包装ですが、こういった親切な工夫がされているので使い勝手はとても良いと感じました。
パンフレット類も見やすくて分かりやすい
食材と同梱されていたパンフレット類がこちら。
- わんまいるの紹介・特徴・サービス内容などが載った総合パンフレット
- お試しセットの原材料や栄養量などの説明書
- 社長さんからの挨拶状
- 1ヵ月分のメニュー表
といったものが入っていました。
こちらは今回のお試しセット「健幸ディナー」のメニュー説明書です。
それぞれの総菜の原材料名を始め、カロリー塩分、タンパク質量などの情報が記載されています。
こちらのカラーのパンフレットは、わんまいるの基本情報が分かりやすくまとめられていてました。
字も大きくて写真も多いため、とても読みやすくて理解しやすいです。
解凍方法なども分かりやすく説明されているので、手順を間違うことはないと思います。
注文方法や支払い方法、返品や交換について等、サービスについての基本情報も掲載されています。
なので、このパンフレットはマニュアルとして保管しておくと良いと思いました。
パンフレットの前半は、わんまいるのについての紹介ページでした。
美味しくて質の良い総菜を作るために、食材選定から調理法、栄養面まで多くのこだわりを持っているのがよく分かる内容でした。
わんまいるは、旬の食材を使ったメニュー作りをしています。
旬の食材は、鮮度が良くて安価という特徴に加えて、栄養価が高いというメリットもあります。
例えばほうれん草なら、夏よりも旬の冬に栽培されているものの方がビタミンCが5倍にもなるのだそう。
わんまいるが旬の食材を使うのは、栄養面でのこだわりもあるからこそ、ということでしたよ。
わんまいるのお試しセットを食べてみました
ここから実際に私が食べたメニューをご紹介します。
わんまいるのメニューは季節に応じて変わります。
私がお試しセットを購入したのは10月、秋の旬の食材を使ったメニューでした。
最初に感想を述べてしまうと「出汁がものすごくよく効いている」、「冷凍していたという感じがしない食感」という、期待を裏切らない味でした。
わんまいるのお惣菜の食べ方
わんまいるの冷凍総菜の解凍方法は、湯せんか流水解凍の2つです。
どちらも解凍時間は5分程なので、お湯を沸かす時間などを入れても10分程で準備できます。
流水解凍もチョロチョロと。
1食目:山陰産かますの開きセット
最初に食べたメニューはこちら。
- 山陰産 かますの開き
- かぼちゃとしろ菜のあんかけ
- 大根としらすの和え物
焼き魚やフライは湯せん後にトースターで3分ほどあぶるとパリッと仕上がる、とのことだったので、魚焼きグリルであぶってみました。
身の表面がパリッとして食感も良く、旨味もしっかり感じてかなり美味しく頂きました。
干物って自分で冷凍したことないのですが、やはり真空パックの冷凍でないとこの食感は出せないのかもしれないな、と思います。
何も知らずにこれを出されたら、普通に作りたてだと思える味でしたよ。
かぼちゃの総菜は、出汁がしっかり効いてました。
甘味は控えめで上品な味。子供も好みそうです。
大根としらすの和え物は、お正月によく食べる「なます」のような味でした。
酸味と甘みのバランスがちょうど良く、サッパリしていて美味しかったです。
2食目:はまちの煮つけセット
2食目は煮魚。
- 福井県産 はまちの煮つけ
- 小松菜とごぼうの炒め煮
- わかめと胡瓜の酢味噌和え
このメニューのハマチは、鮮魚から切り身にしてそのまま料理しているのだそうです。
冷凍総菜でここまで新鮮なものを食べられるのって、嬉しいですよね。
画像からは伝わりにくいと思いますが、ハマチに煮汁がしっかり染み込んでいて美味。
身もしっかりと食べ応えがあって文句なしです。
小松菜とごぼうの炒め煮は、これまた出汁の染み具合が凄くよかったです。
噛むとごぼうの香りが口の中に広がって「ごぼう食べてる!」って感じ(笑)。歯ごたえもしっかりありました。
わかめと胡瓜の酢味噌和えですが、これが意外にも、つまみ食いにきた9歳長男に好評でした。
酢味噌和えって自分では一度も作ったことがないし、どちらかというと子供が嫌いそうな味付けかな?と思ったのですが、酢味噌にちょっと甘味が加わっていたので美味しかったみたいです。
意外な発見だったので、自分でも酢味噌和えに挑戦してみようかと思いました。
3食目:国産牛肉のすき焼き風セット
3食目はこちら。
- 国産牛肉のすき焼き風
- 青梗菜と薄上げのお浸し
- 大豆五目煮
牛肉は柔らかくてとっても優しい味付けでした。
豆腐が冷凍していたとは全然思えないくらいプルンとした食感でした。
見た目が若干ボリュームに欠けるかな?と思って食べましたが、そんなことはなかったです。
メニュー表を確認すると、この牛肉メニューだけでも140g、195kcalとなっているので、主菜の量としては十分ですね。
この品数にご飯と汁物をつけて食べているので、私の場合は十分満足です。
青梗菜と薄上げのお浸しと大豆五目煮も出汁が良く染みています。
豆がホクホクしていて美味しかったです。
4食目:紀州うめどりの梅肉はさみ揚げセット
4日目は揚げ物メニューでした。
- 紀州うめどりの梅肉はさみ揚げ
- ほうれん草の白和え
- さつま芋とごぼうの甘辛炒め
揚げ物は、揚げたて感を味わいたかったらやはり湯せん後にトースターなどであぶる方が良いと思いました。
最初の一口を湯せんだけで食べてみたのですが、「揚げてから少し時間が経った」食感でした。
味は全く悪くないのですが、やはり食感もよければ美味しさは増すと思います。
あぶった後の食感はカラッとして、出来たて感を味わうならこちらですね。
鶏肉なんですが、思っていた以上に肉質が柔らかかったです。
中には大葉と梅肉が挟まってサッパリと食べられました。
油分も控えめだし、ヘルシーなおかずですね。
ほうれん草の白和えは、豆腐やこんにゃくといった冷凍に向かなさそうな食材なのに、こんにゃくもしっかり歯ごたえがあって美味しかった。
甘辛炒めはかなり味がしっかりついていました。
辛味はあまり感じなくて、甘味の方が強かったです。
大学芋の味付けにごぼうを足したような・・表現が下手ですいません。
私はどちらかというと薄味寄りなので、このお惣菜は全部食べるには多く感じでしまいました。
分量は他の副菜と同じなんですけど、濃い味だとたくさん食べられないなぁと思いました。これは好みですね。
5食目:鶏肉、茄子、長ネギの麻婆炒めセット
5食目はこちら。
- 鶏肉、茄子、長ネギの麻婆炒め
- ゴーヤと玉ねぎのおかか和え
- 大根と人参の旨煮
麻婆炒めはピリ辛の味付けで個人的には好みでした。
ねぎはシャキシャキしていて、茄子はトロッとした食感。
この総菜も、今回のお試しセットの中では濃い目の味付けでした。
中華の場合、どうしても濃いめに感じてしまうのかも。
最初お皿に盛り付けたときは「少ない?」と思ったけど、十分満足できる量でした。
味が濃い目で、肉も大きくカットされていたので食べ応えがありました。
ゴーヤと玉ねぎのおかか和えは、主菜に対してものすごくさっぱりした味付けでした。
濃いめの麻婆炒めを食べて、このおかか和えで口の中をリセットするような感じ。
意外と良い組み合わせだなと思いました。
大根と人参の旨煮は、全ての味付けがしっかり染みてました。
画像の大根の色から、味の染み具合が伝わるでしょうか。
主菜と副菜の味のバランスが取れていて、おいしかったです!
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わんまいるのお試しをした感想
わんまいるを試した感想を
- 味
- コスパ
- 使い勝手
の3点からまとめてみます。
味について
わんまいるの総菜は「解凍した」という感じが全くなくて、本当においしかったです。
中華総菜など濃いめに感じるものもありましたが、ほとんどの総菜が出汁をしっかりと感じるとっても優しい味付けです。
食感も冷凍弁当タイプのそれとは全然違いました。
わんまいるの口コミでは「冷凍していたとは思えない」という感想をよく見ますが、それはこの食感の違いによるものが大きいと思います。
冷凍すると、使われる食材によってはベチャっとした食感になるものもあるのですよね。
けれどわんまいるの場合、そのような食感の総菜はゼロ。
総菜一品一品を真空パックすると、こんなに作りたての状態が保てて味も染みるんだなぁと驚きました。
解凍方法はメニューに合わせてするので、温かい物は湯せんで温かく食べ、和え物のようなものは流水解凍して常温で食べるという食べ方です。
弁当タイプだと容器ごと温めるので、常温で食べる方が美味しい総菜でも温めた状態で食べることになりますよね。
料理が一番美味しく感じる食べ方で食べられる。これがわんまいるの総菜をより美味しくしていると思いました。
コスパについて
わんまいるのコスパは、正直言うと、「ものすごくいい!」とは言えません。
お試しセットは、通常より約25%安い3,480円(税込)。一食あたり696円です。
送料935円(税込)を含めて計算すると、1セットのみの購入だと一食あたり850円を超えます。
ちょっとリッチなお弁当って感じですね。
実際、わんまいるの味はとても良いし、食材にもこだわりがあり、値段相応の価値はあると感じます。
- 材料は国産食材100%
- 旬の食材を使って栄養価も上げる
- 手作り風ではなく、本当の手作り
- 作りたてを真空パックして、味を染み込ませる
等々、わんまいるならではの魅力は多いです。
「コスパ最高!」って感じではないけど、
「食事作りを簡単にしたい。でも食材の質はそこそここだわる」
という人には、わんまいるのコスパは決して悪くないと感じます。
使い勝手について
湯せんや流水解凍のみで食べられるので、使い勝手は抜群ですよ。
包丁いらずでご飯が食べられるのですから、こんなに楽なことはないですよね。
実際に使ってみて、湯せんや流水解凍も短時間でできることが分かりました。
レンジで温める弁当などでも4~5分はかかるので、そんなに変わらないんですよね。
お皿に盛ったりする手間はあるので、それすら面倒な方にはちょっと向かないですが・・・。
私がわんまいるの使い勝手でもう一ついいなと思うのは包装です。
冷凍弁当だと容器がかさ張って冷凍庫のスペースがすぐに一杯になってしまうのですが、わんまいるは弁当タイプよりスペースを取りません。
何週間分もストックしようとしたらさすがに冷凍庫がパンパンになりますが、一品ずつ個別にパックされているので、ちょっとした隙間にも入るし、保管はしやすいです。
わんまいるの総菜をストックしておけば、「帰りがいつもより遅くなって料理する時間がない」、「料理はしたくないけどスーパーの総菜は嫌だ」、「あと一品だけ何か欲しい」なんていうときに重宝すること間違いなしです。
わんまいるはこんな方におすすめ
実際にお試しセットを使ってみると、メリット・デメリットも分かってきました。
最後に、わんまいるが向いている人・向いていない人についてもまとめたので参考にしてください。
わんまいるが向いている人
- 仕事や育児が忙しくて、買い物に行く時間がない人
- もしもときのために、総菜をストックしておきたい人
- ミールキットのような時短料理キットよりも、さらに時間を短縮したい人
- 料理に関すること全てに(献立決め、調理etc.)苦手、負担に感じている人
- 産前・産後で家事を頼める人がいない人
- 単身赴任や一人暮らしで外食が多く、食事の偏りが気になる人
- 栄養バランスの良い食事を摂りたい人
- 和食中心の食事を摂りたい人
- 国産の食材だけを食べたい人
- できるだけ新鮮で旬の食材を、自分が調理することなく食べたい人
- 家事の負担を極力減らすことや、健康維持のためであれば、多少お金を払ってもサービスを得たいという考えの人
一方でわんまいるが向いていない人はこんな方です。
わんまいるが向いていない人
- 料理の仕上げは自分でしたい人
- 食材の産地に特にこだわりがない人
- 和食があまり好きでない人
- 食費にはあまりお金をかけたくない人
食事作りに何かしらの課題や悩みを持っているなら、わんまいるの利用を選択肢の一つにいれてみるといいかもしれません。
自分に合うか合わないかは、やはり実際に試してみなければ分からない部分も多いです。
少しでも気になる方は、お試しセットでわんまいるの使い勝手や味を体験してみてくださいね。
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まとめ
わんまいるのお試しセットの感想を、本音でお伝えしました。
- 包丁を使わずに、湯せんや流水解凍のみで美味しい食事が完成する
- 材料や調理法にも徹底的にこだわっているので、栄養面や健康面に気を使いたい方にも安心
- 日常使いはもちろん、産前・産後の一時的な利用、どうしても料理ができない日の非常用のストックとしても使える
といった冷凍総菜ならではの良さを持つわんまいる。
どんな感じかな?と気になる方は、お試しセットをチェックしてみてくださいね。
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