子育てをしていると食事に関する悩みを持つお母さんは多いと思います。
- 好き嫌いが激しい
- 食べムラがある
- 時間がかかる
小学生と幼児を育てる私も、現在進行形で悩みを抱える一人です。
「食べてもらいたい」という気持ちで作った食事を口にしてもらえないのは、母親としては辛いですよね。
毎日続けば「なんで食べない?」と食べないことに対してイライラしてしまうこともあります。
ですが、理由があるから行動をおこすのであって、子どもにしてみればその子なりの食べない理由があります。
我が子の状態をよく観察し、気持ちを理解して、原因を探りながら解決方法を見つけていく必要があります。
本記事では、元保育士として多くの子の食事の様子を見てきた筆者の経験なども踏まえて、子どもがご飯を食べないときに考えられる理由を挙げながら、対処していく方法を紹介しています。
- うちの子なんでご飯を食べないの?
- どうしたら食べるようになってくれる?
- もっと食に興味を持って欲しい
等々、我が子の食事の悩みについてヒントを探している方は、是非参考にしてみてください。
子どもがご飯を食べてくれないときに、考えられる理由とは
ここでちょっと考えてみてください。
大人である私たちが「ご飯を食べたくない、いらない」と感じるときはどんな理由があるでしょう?

子どもが食べられない理由も、子ども特有のものというよりは大人と同様な場合が多く、次のようなものが挙げられます。
《子どもがご飯を食べないときに考えられる理由》
1. おやつの食べ過ぎ、または時間が遅すぎる
2. 生活リズムの乱れ
3. 眠い
4. 便秘
5. プレッシャーによるストレス
6. 上手に飲み込めない・噛めない
7. 食感・味・見た目がいや
8. 食事に集中できない環境
9. 体調不良・病気の前兆
10. もともと食が細い体質
大人の場合は原因が分かっていれば自分で対処していけますが、子どもはそうはいかないですね。改善のためには大人の支援が必要です。
一つずつ確認していきましょう。
理由1:おやつの食べ過ぎ・あげる時間が遅い
欲しがるのでつい多めにおやつをあげてしまうなんてことはありませんか?おやつのと食事の時間の間隔は十分開いているでしょうか?
お腹が空かないとご飯を食べる気にはなれないですよね。
食事の前に空腹感を感じられるように、おやつの量や時間を調整してあげることが大切です。

もしご飯前にお腹がすいてしまったら、おにぎりを与えるなどして、主食を先に食べさせるのも一つの方法です。
おかずを食べてくれなくても、主食を食べているので親のストレスも少しは軽減されます。
発芽玄米などを取り入れれば栄養価もあがります。

筆者も帰宅後に食べられるようにと、子ども用のおにぎりを用意して出勤していた時期がありました。
帰宅が6時近くて子どももお腹が空いているため、おにぎりをしっかり食べていましたよ。
理由2:生活リズムの乱れ
保育園や学校がある平日は一定のリズムを保てても、お休みになると就寝・起床時間がずれて、食事の時間が乱れたりしていないでしょうか。
起床時間がずれると、一日の活動時間も後ろ倒しになり、当然寝る時間も遅くなりますね。
土日にリズムが狂って月曜日の朝がだるいという経験は大人でもあると思います。
子どもも生活リズムが乱れれば同じ状態になります。
成長期である子どもにとって、規則正しい生活は大人以上に大切です。
睡眠不足などによる不規則な生活は自律神経を乱し、食欲不振などを引き起こす原因となると言われています。
もしお子さんの生活リズムに乱れがあるな、と感じるようだったら、起床時間を一定に保つなどしてリズムを整えてあげるようにしましょう。
理由 3:眠い
ご飯を口にしながらウトウト・・。乳幼児期の子どもにはよく見られる光景ですね。
お昼寝をしなかった、しても時間が短かった、いつもとは違うイベントがあった、などというときは、疲れて眠たくなっていることもあります。
眠気が生じているときに無理に食事をすることはできないです。
ここは割り切って食事を切り上げ、寝かせてあげましょう。
先にお風呂に入れて、目が覚めた状態にしてからご飯にするという方法もあります。
どうしても睡魔に勝てないようであれば、寝せてしまう。
ご飯を食べさせてあげられなかったことに罪悪感を抱かずに、一日くらいであれば「こんな日もある」と割り切ることもときには必要です。
毎日のように食事の時間に眠たくなってしまうようであれば、生活リズムの見直しが必要かもしれません。
起床時間を早める、お昼寝をさせる、などして改善を図りましょう。
理由 4:プレッシャーによるストレス
子どもにしっかり食べさせたいがあまり、「早く食べなさい!」、「まだ残ってるよ!」などとプレッシャーを与えるような言葉を放ち続けてはいないでしょうか。
健全な食生活とは単にバランス良く栄養摂取することだけでありません。
誰かと共に食卓を囲み、楽しい雰囲気の中で食事をすることが、食への関心も高めるためにも大切です。
注意され続けると、それがストレスとなり、増々食べられなくなってしまうことも考えられます。
おいしく楽しく食べることを一番に、過度にプレッシャーを与えてしまうような声かけは控えるようにしましょう。
聞いたことがあるかもしれませんが、子どもが受け入れやすい声かけのコツは否定語ではなく、肯定語で伝えることです。
また命令するのではなく、お願いするように丁寧に伝えると効果的です。
《食事中の声かけ例》
否定的(NG例) | → | 肯定的(NG例を肯定的に言い換える) |
「いつまで食べてるの?! 」 | → | 「あとどれくらいで終わりそう?」 「〇時になったら終わりにしようね」 |
「ひじついて食べちゃダメ!」 | → | (親が見本をみせて) 「お母さんはこうすると食べやすいんだよね」 |
(こぼしたり等の失敗で)「あーもう、なにやってるの!」 | → | 「拭けば大丈夫だよ」 「トマトが逃げた!つかまえて!」 |
お出かけをして外で食べたおにぎりがおいしい、と感じるような経験は誰にでもあると思います。
それっておにぎりが特別な味付けで作られているからではなく、おいしく食べられる雰囲気があるからそう感じるのですね。
楽しい、ホッとする、安心できる。食卓でもそういった雰囲気があれば「食べよう」とするスイッチは入りやすいです。
仕事から帰って疲れているときには食べさせるのが精一杯なときもありますが、子どもも一日頑張っています。
できるだけ肯定的な言葉をかけながら、多少のことには目をつぶるくらいのゆったりとした気持ちで食卓につけるといいですね。
理由 5:便秘
排便リズムが整っていないと、空腹感は生まれにくいです。
食欲も沸かない上に、便秘の不快感でイライラが溜まるなど、いいことはありません。
便秘が原因の場合は、まずは溜まっているウンチを出す必要があります。子どもの便秘解消には、次のような方法があります。
子どもの便秘解消法
1. お腹のマッサージで腸を刺激する・・・おへそから時計回りに「の」の字を書くようにマッサージをする。
2. 食物繊維を含んだ食材を食べる・・・食物繊維には腸の動きを活発にしたり、便を軟らかくして排便を促す働きがあり。
〈食物繊維が多く含まれている食材〉
・野菜や豆類、海藻類など
・上記の食材を子どもが好まないときは果物から食物繊維もとれる。食物繊維が多めの果物は、アボカド、干し柿、りんご、プルーン、バナナなど。
3. 朝起きたときにコップ一杯の水を飲む・・・朝一番、食事の前に水分をとることで、腸の動きを促してくれるのに有効。常温の水や白湯がおすすめ。
理由 6:上手に噛めない・飲み込めない
いつまでも口の中にご飯が残っている、
飲み込むときに戻しそうになったりしている様子がある、
こんな様子が見られたら、上手に噛めていなかったり、飲み込むのが苦手な可能性があります。
上手に飲み込めないときの対応ポイント
1. 一口の量が多いようなら、噛み切って食べることを教える。
2. 一口が適量であれば、よく噛むことを伝える。
3. 奥歯でしっかり噛めているか、あごの付け根に手を当て、しっかり動いているのを確認させてあげると良い。
噛む回数を決めるなどして練習するのも良いでしょう。
30〜40回くらいしっかり噛めば、飲み込むのに十分な軟らかさになるはずですが、最初は10回くらいから始めてみてもいいと思います。
無理強いにならないように、食事中に一回だけ数えてみるなど、楽な気持ちで練習してみてください。
噛む練習には子どもが好きな食材を使うのがおすすめです。

味や硬さの異なるおやつを数種類用意して、ちょっとずづ与えてみます。
硬さが違うと音も違うね、そんなやりとりをしながら、子どもが「やらされている」と感じることなく練習できることが望ましいです。
そして飲み込めたら「できたね」の一言を忘れずに。
理由 7:食感・味・におい・見た目がいや
「おいしい」と感じるときの要素にはどんなものがあると思いますか?
味だけではなく、食材のにおい、色や形の見た目、食感など様々な要素が影響して「おいしさ」を感じるものですよね。
このうちの一つでも不快を感じれば、食べたくなくなるものです。
お子さんが拒否するのは、こういった食材の特徴が理由であるかもしれません。

子どもは苦みがや酸味には敏感だといいます。なのでそういった味の食材が嫌いな子は多いですよね。
ナスやひじきのような黒っぽいものがイヤと言う子など、好みというものは様々です。
一度でも「まずい」を経験してしまうと、なかなか食べる気持ちになれないものです。そんなときは無理に食べさせる必要はありません。
しかし食べられるに越したことはありませんから、気長に食卓には出し続けましょう。
また、味付けを変えて食べてくれればよいですが、濃い味付けで素材の味を消して食べさせるのはあまりおすすめできません。
ケチャップやソースの使いすぎには注意です。
理由 8:食事に集中できない環境
食卓の環境はどうでしょうか。
視界に気になるものがあれば、子どもの興味はそちらに向かいます。
食事の時間にテレビをつけっぱなししたり、手が届く場所におもちゃが散らかっていたりしていないでしょうか。
テレビがついていると大人ですら夢中になり、ご飯を味わうとこも忘れてしまいがちです。
食事に集中できるよう、テレビは消し、おもちゃなどはしまう習慣をつけるようして環境を整えることも大切です。
テレビを見たい、遊びたいとなかなか気持ちの切り替えができないときは、事前に、
- 〇時になったらご飯ね
- あと〇分したら終わるよ
などといった声かけとともに、時計やタイマーなどを使って時間がきたことを視覚でも伝えてあげる方法も有効です。
理由 9:体調不良・病気の前兆
今までは普通に食べていたのに急に食べなくなったら、何かしらの体調不良の可能性もあります。
《急に食欲が落ちたときには体調チェックを!》
- 熱はないか
- 下痢や嘔吐はないか
- 湿疹はないか
- どこか痛がっていないか
上記のような点を確認して、できるだけ早めに医療機関を受診することをおすすめします。
子どもがいつもより食べないと感じたことがありました。
まだ言葉で上手く伝えられず、どこが具合が悪いのかはっきり分かりませんでした。
熱は高いけれど元気なので様子をみていましたが、食事を口に入れても飲み込まずに出すという状態が続いたので、小児科に連れていきました。
結局、ヘルパンギーナというウイルス性の夏風邪だと判明。
ヘルパンギーナは喉の辺りに発疹ができるため、痛くてご飯を飲み込むことができなかったようです。
理由10:もともと食が細い体質
少ししか食べないのに元気よく動き回っている、そんな子も中にはいます。
私の甥っ子も小さい頃はなかなかご飯を食べず、義理姉が泣きながら食事をさせていたという話でした。
今では高校生ですが、大きな病気をすることなく、立派に成長しています。
大きくなっても相変わらず食べないなという印象ですが、そういった子は効率よくエネルギーを吸収できる子なのでしょう。
他の子と比べて小柄だとしても、右肩上がりに成長していれば心配しすぎることはないと思いますが、必要であればかかりつけ医に定期的に相談しておくと安心ですね。
相談できる相手をつくっておくことは、親にとってはとても大切です。
食に関心を持ってもらうために、家庭で簡単にできる食育
子どもがご飯をたべないときは、
- 子どもの気持ちや状態を探って食べない理由を知る
- そしてそれぞれの理由にあった対処をしていく
これが親子ともに楽になるための第一歩です。
ここからさらに子どもが食への関心を高めたり、自分に必要な食を選択できるようになるには、食育について考えてみると良いでしょう。
子どもを持つ家庭ならお馴染みの言葉となってきている「食育」という言葉ですが、どんなイメージをもっているでしょうか。
国で制定された食育基本法では次のように位置づけられています。
ポイント
《食育とは?》
・生きる上の基本であり、私たちの心と身体を育む土台となるもの
・様々な経験を通じて「食」関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てること

食育は学校や保育園でしてくれるものと思いがちですが、外での活動を生かすための基盤となるのは家庭です。
つまり家庭での食育も、子どもたちの食に関する力を育てるためにも大切なことなんですね。
「食育」と言葉にすると堅苦しいイメージを持つかもしれません。
ですが、家庭で「楽しみながら食事をする」、「食べ物についての話をする」といったごく普通の経験も立派な食育です。
前半は子どもがご飯を食べない理由を考えることと、その対処法についてまとめました。
ここからは、子どもがより食への関心を高めて食の選択力を育てるために、家庭でできる簡単な食育法をご紹介します。
絵本や図鑑を利用する
絵や写真などの視覚素材はとても印象に残りやすく、何度も見返したりして興味を持つきっかけになります。
《本から学べること》
・野菜や果物などの食材を知る
・マナーを知る
・食べ物の消化や栄養について知る
・命を頂くということ知り、感謝の気持ちを持つ
上にあげたようなものがテーマとなった本で、おすすめの本を少し紹介します。
『やさいもぐもぐ』
|
色鮮やかでとてもリアルに野菜が描かれた絵本です。
野菜を切った断面、その野菜からつくられた料理が描かれてお話が進んでいきます。 本物そっくりな絵を見ながら食べる真似をしたりしているうちに、登場している食材に興味を持つようになる本です。 この本を読んだ後に「同じだね」などと声かけしながら本物の野菜に触れる機会を持ったり、本に描かれているような料理を作ってみせたりするのもいいですね。 この絵本のように食材がリアルに描かれた絵本はたくさんあります。お子さんと一緒にお気に入りの本を探してみてください。 |
『しんでくれた』 |
ちょっとドキッとするようなタイトルですが、私たちは命を頂いて生きているということをシンプルにストレートに伝えてくれる絵本です。
私たち大人でも、自分の命が他の命に支えられているということを意識する機会は少ないのではないでしょうか。 こういった絵本に触れると食事への向き合い方が変わります。子どもと一緒に読んで、感謝の気持ちを感じながら食卓につけるようになる、良い本です。 |
『たべるのだいすき』 |
「元気のもとは食べ物」、「4つの仲間を食べると元気もりもりになるよ」とタンパク質やビタミン類などの栄養素を分かりやすく色でわけて紹介している絵本です。
バランスの良い食事をとることに興味をもって欲しいときはこういった本がおすすめです。 本の後半では、良い食事をするとどんなうんちが出るかという内容もあり、自分の今の食生活を考えるきっかけにもなる本です。 |
『せいかつの図鑑』
|
生活に関わる衣食住全般について図鑑です。
食のパートには茶碗や箸の持ち方などのマナーの解説や、野菜の切り方、おにぎりや目玉焼きのような簡単な料理の作り方が載っています。 生活の基礎部分ですが、写真付きでとても分かりやすく掲載されていておすすめです。 マナーなどは大人の口から注意されるより、こういった本から情報を取り込む方が、すんなりと理解して身に付きやすい場合もあります。 常にきちんとできるようになる訳ではありませが、「知っておく」ことは後々役立ってくることは間違いありません。 |
一緒に買い物行く
子どもと一緒にスーパーに買い物に行ってみましょう。
調理される前の食材を目にする経験をすることで、関心も高まります。
旬の食材を見つけ、季節によって育つ野菜・果物があることを伝えることもできますね。
また、年齢に応じて買い物中にできそうなことは色々あります。
・「どれが美味しそうかな?」→ 食材をよく観察する経験
・「〇〇円で買えるのはどれかな?」→ 食材の値段の相場を知る
・「この野菜はどこで作られているのかな」→ 産地を知ったり、生産者の存在を知る etc.
忙しくてササっとと買い物を済ませたいときは難しいと思うので、時間に余裕があるときにトライしてみてください。
野菜を育てて収穫体験をする
家庭菜園も食育におすすめです。
自分で育てたものには興味を持つようになり、普段は苦手なトマトをいとも簡単に食べた、なんていう話もめずらしくありません。
植木鉢で栽培できる野菜・・・トマト、ピーマン、いちごなど

育てることからは外れますが、釣りや果物狩りなども良い体験です。
釣った魚や収穫した果物をおいしく楽しく食べた経験は、それだけでも忘れられないものになります。
実際に頂く前の生きている姿、収穫前のたわわに実っている様子を見ることも、自分の口に入るまでの食材のストーリーを感じるきっかけになりますね。
料理をして作る体験をする
一緒におやつやご飯を作る体験は、食へ興味関心を高め、食べる楽しみを得られる絶好の機会です。
最初は玉ねぎの皮をむく、レタスをちぎるといった簡単な作業も立派な調理体験。
自分でやった方が早いので、つい「今度ね」というセリフが口から出そうになるかもしれませんが、ぐっとこらえて体験させてあげましょう。
子どもがしてくれたことに対して「ありがとう」と気持ちを伝えることも大事です。
子どもの肯定感も高まり、「もっとやってみたい、もっとお母さんを喜ばせたい」という気持ちも芽生えてきます。
切ったり、混ぜたりと少しずつ経験を増やして料理の手ほどきをしていけるといいですね。

【我が家の体験談】
息子が年長児のとき、米とぎをよくお願いしていました。
最初はやらされている感があったようですが、しばらく続けると記録を更新したいという気持ちになり、結果一年近く毎日のようにお米とぎをしてくれました。
完全に習慣化して続けられればよかったのかもしれませんが、今では他に興味が移り、毎日の米とぎはなくなりました。
ですが、たまに思い出したように「今日はお米何合?」と言ってお手伝いしてくれることがあります。
たった一時の経験でも、しっかり身につきます。
こうやって少しずつ、生きるために必要なことを学んでいけることが大事であり、食育の土台中の土台になるのでしょう。
ミールキット(料理キット)を使った食育もおすすめ
料理体験をさせたくても忙しくて余裕がない、という方にはミールキットの利用もおすすめです。
必要な食材が必要な量だけ届くので買い物や下準備の時間が節約でき、限られた時間でも子どもと一緒に料理時間を持つことができます。
仕事・家事・育児と忙しくしていても、子どもとの時間を大切にしたと思っている方は多いはず。私もその一人です。
そんなときにミールキットがあれば、「ちょっとやってみようかな」と気楽に食育の実践ができます。
料理を一からすることも大事ですが、「大変なときにはこういうサービスもあるんだよ」と手段の存在を伝えることも食育の一つではないでしょうか。
オイシックスのミールキットのレシピには、子どものお手伝いポイントも記されていますよ。
こういった簡単なことから始めて子どもとのコミュニケーション時間を持っていきましょう。

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まとめ
子どもがご飯を食べないと悩む方に向けて、どう乗り切っていくか原因の探し方と対策、さらに子どもが食に関心を持つきっかけとなる方法をご紹介しました。
《子どもがご飯をたべないとき》
・大人の「きちんと食べさせよう」とする気持ちは一旦置いておく
・体の状態の確認、子どもの気持ちを受けとめる等をしながら食べない理由を探り、理由に応じた対処をしていく
・食への知識・関心を高められるように、家庭での食育を行っていく
食事に限らず子育てで迷い・悩むことは多いですが、つい陥りがちなのが「できていない」ことに目がいってしまうこと。
私も「またやってしまった!」と落ち込むこともありますが、「この子にはちゃんと力がある」と気持ちを切り替えるようにしています。
食事は生きてい上での基盤となるもの。楽しい時間にして築いていくことが大切です。
是非大人も子どももストレスを感じない工夫や考え方を取り入れてみてくださいね。